一口にデザインといっても、グラフィック／エディトリアルデザイン、プロダクトデザイン、ファッションデザイン、キャラクターデザイン、Webデザインなど実に様々です。また昨今では「デザイン経営」といった言葉に代表されるように、デザインの力やデザイナーの思考方法をビジネスの中核に据え、企業のブランド構築（ブランディング）やイノベーションの創出につなげようとする取り組みも増えています。

当事務所では、デザインの類型や業界ごとに想定される契約上・実務上のポイントや、著作権をはじめとする権利関係の専門的知識を前提に、フリーランスのデザイナーやデザイン会社といったクリエイター側や、デザインを活かしてビジネス展開をしようとする利用者側に対して、広く法務サポートを提供しています。

また、ビジネスや事業の根幹を形成する場合や、多方面で展開され多くの関係者が関与することが多いデザイン分野においては、リスクが顕在化した場合の紛争解決のサポートのみならず、初動における紛争予防、あるいは戦略的な法務サポートが重要な分野ともいえます。

当事務所では、①企画・制作段階におけるリスクの洗い出しや権利関係の整理、②ライセンスや業務委託といった各種契約段階における契約書作成・レビュー、③各当事者・関係者間における契約交渉の代理・サポートなど、予防的・戦略的な法務サポートにも取り組んでいます。