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コラム column

2018年8月31日

音楽バラエティ

☆記念企画「事務所メンバーがお勧めするジャンル別ベスト15」第2回

「一度は行きたい お勧めの街ランキング15選
    ~ お勧めダンスクラシックス15選を聴きながら」

弁護士  岡本健太郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts)

メルマガ編集会議で、ダンサーだからということで、「お勧めのダンス曲15選」というベタなお題を頂きました。ただ、いざ選んでみると、ダンスとダンスクラシックスにどっぷりつかった筆者自身は悦に入ったものの、お題的に、また、個人的な趣味に走れば走るほど、読者の方々に楽しんで頂けるのか、ふつふつと疑問が湧いてきました。
せっかくの「極私的ベスト15」シリーズ第2弾、読者の方々に少しでも有益な情報をと思い、また、夏休み期間前後ということもあり、A面は「お勧めの街ランキング15選」、B面は「お勧めダンスクラシックス15選」ということでお届けします。曲へのリンクも設定していますので、先にB面から1曲選んで聞きながら、A面をご覧頂けると最高です。


◆A面:一度は行きたい お勧めの街ランキング15選

筆者が実際に訪れた街などの中から、お勧めをご紹介します。乳幼児連れで訪問した場所も多く、子連れでも何とかなるはずです。また、最近の嗜好か、都市よりも自然を感じる場所が多いかもしれません。なお、写真は全て筆者によるものです。

15位 ストーンヘンジ(ソールズベリー/イギリス)

80以上もの巨石から成る古代遺跡。未だに謎も多く、矢追純一世代としてはロマンを感じました。ロイター通信社(ロンドン本社)での勤務時代、ロンドン近郊や欧州諸国を巡った中で、ここは特に印象的な場所の1つ。

14位 岐阜(日本)

筆者のほぼ出身地。美しい景色、鮎や飛騨牛などの美味しい食事、長良川温泉、日本最古の昆虫博物館など盛り沢山。日本全国、鵜飼は幾つかあれど、清流長良川の鵜匠だけが宮内庁所属の国家公務員(世襲制)。

13位 ニャチャン(ベトナム)

ゆったりとした時間が流れるアジアンリゾート。海岸沿いのトレッキングも最高。ゴール地点の岬から、南シナ海の青い海が見渡せます。

12位 モンテゴベイ(ジャマイカ)

陽気な音楽溢れる南国リゾート。カリブ海にそそぐ太陽が眩しい。ジャマイカ的な日常を知るにはダウンタウンがお勧め。ただ、緊張感が漂うエリアも。

11位 ルアンパバーン(ラオス)

街自体が世界遺産に指定された、ラオスの旧都。東南アジアの原風景が見られ、お寺巡りやメコン川下りは心の癒し。毎朝のように托鉢を行い、お寺が中等教育を担うなど、仏教との深い結びつきも。

10位 ブダペスト(ハンガリー)

中世の歴史的建造物が溢れる美しい街。特に夕方や夜は幻想的。街歩きだけでも綺麗な景色が見られますが、特にドナウ川沿いは絶景。フォアグラの名産地。

9位 サントリーニ島(ギリシャ)

エーゲ海に浮かぶ、家々が白色で統一された島。昼間は、青い海とのコントラストが眩しい一方、夕日に照らされ、街全体が赤らむ様子も素敵。アテネ訪問の際に、足を延ばしてみてはいかがでしょう。

8位 フィラデルフィア(アメリカ)

筆者が留学中に住んでいたアメリカの旧都。アメリカ独立の関連施設、印象派好きにお勧めの美術館(複数)など、見所は豊富。ニューヨークとワシントンDCの中間にあって、アクセスも至便。

7位 ホワイトサンズ(アメリカ)

アメリカではアンテロープ・キャニオンと同様又はそれ以上に「何じゃこれ!」だったのがココ。石膏の結晶でできた広大な白い砂丘。眩しいまでの一面の銀世界で、ソリや凧揚げで遊べます。

6位 シェリムアップ(カンボジア)

12世紀に建てられたヒンドゥー教の寺院、アンコールワットは必見。ダンジョン的なリアル・ドラクエの世界。治安が良く、人も穏やか。少し外れると、牛が闊歩する風景もいいですね。

5位 シントラ(ポルトガル)

ポルトガルは、首都リスボンもさることながら、世界遺産の街、シントラもお勧め。カラフルなディズニー調?の宮殿、秘密結社とも関連があったとされるRPG的な宮殿など。さらに足を延ばせばユーラシア大陸最西端、ロカ岬も。

4位 パロ(ブータン)

新婚旅行で訪問した、幸せの国ブータン。日本人とよく似た顔のイケメン揃い。チベット仏教の寺院巡りのクライマックスは、山道を3時間弱上った岸壁にある僧院。これだけで修行です。

3位 シチリア島タオルミーナ(イタリア)

高台の下には青い海の絶景が広がり、ギリシャ時代の遺跡も。イオニア海を眼下に食したカラスミのパスタは、今でも追い求める最高の味。ローマなどのイタリアの都市観光の後にいかがでしょう。

2位 シーギリア(スリランカ)

インド洋の島国スリランカは、世界遺産が多く見どころ豊富。中でもシギリヤ・ロックは自然と芸術が融合したパワースポット。巨岩の上部には5世紀後半のフレスコ画があり、頂上部の王宮跡からは絶景が臨めます。

1位 サンファン(プエルトリコ/アメリカ)

カリブ海の青い海、そしてその海を臨む、スペイン統治時代に造られた海賊対策の要塞。これだけで最高ですが、旧市街地には、緑、ピンク、黄色といった色鮮やかなコロニアル風の家々が並びます。ちょっとしたジャングル探検もできちゃいます。



B面:お勧めダンスクラシックス15選

筆者が個人的に好きなダンスクラシックスの数々から、悩みに悩んで15人/グループを選びました。聴いて踊って、ちょっぴり幸せな気分に浸れる、60~70年代のアップテンポな曲が中心です。この時代の曲は、生音が中心で、地方やレーベルによって特色があるのが魅力です。

15位 Booker T and MGs, Melting Pot

メンフィス発のStaxレーベルから、インスト中心の渋めのサウンド。昨年の来日公演では息子さんとの共演も。

14位 Brass Construction, Movin

攻撃的なブラス・サウンドが単純にかっこよく、テンション上がります。ベースライン的にはT-Connectionもよいですよね。

13位 Love Committee, Law and Order

フィラデルフィア発のPhilly Soul調のサウンド。アップテンポなメロディー・ラインが心と体に染みます。踊りもかっこいい。

12位 Gil Scott Heron, The Bottle

渋く男くさい名曲の数々。シンプルなダンス・ステップがよく合います。レア・グルーブの文脈では、Lonnie Liston Smith, Expansionsもシンプルで素敵。

11位 Lolleta Halloway, Dreamin

NY発のSalsoulレーベルから。力強い女性ボーカル。お疲れモードの時には、Carol Williamsもお勧め。

10位 Aretha Franklin

つい先日他界されてしまったソウルの女王。ゴスペル調の情熱的な女性ボーカル。飛行機嫌いで、残念ながら来日公演は実現しなかったようです。RIP。

9位 Tavares, Don’t Take Away The Music

実の兄弟5人組のグループ。パワフルに歌い上げる陽気なダンスミュージック。歌のタイトルも素敵。曲調は違いますが、どこか似たタイトルでこちら(Patti Labelle, Music Is My Way Of Life)も。

8位 Light of the World, Time

ベースラインやホーンがかっこいい。同じくアップテンポのブラス・サウンドとしては、Nite LitersPlayers AssociationReal Thingも捨て難し。

7位 Roy Ares, Running Away

King of the Vibesとの異名を持つビブラフォン奏者。渋めの曲中心で、サンプリング曲も多数。一昨年の来日公演の際には、ご本人だけでなく奥様ともお話しできました。

6位 Four Tops, Love Enough to Care

デトロイト発のMotownを代表するグループの1つ。ソウルフルな熱い歌声が胸にぐっときます。

5位 Fatback Band, Night Fever

頭を空っぽにして楽しみたい曲の数々。NYの都会っぽいディスコ調ながら、しっかりFunk。Funkでは、しばしば来日しているKool & the Gangとも迷いましたが、踊りやすさでコチラを。

4位 O’Jays, Soul Train

フィラデルフィア発のPhilly Soulの中心的存在。洒落たメロディーとゴスペル調の熱い歌声。留学先のフィラデルフィアでは、生ライブを期待しつつも、残念ながら願い叶わず。

3位 Parliament / Funkadelic / P-Funk All Stars, One Nation Under The Groove

Funkグループの代表格の1つ。中学時代にライブ音源を聴いたのが、Soul Musicにはまったきっかけ。一昨年の来日ライブでは、御大George Clintonはまだご健在。

2位 Double Exposure, Ten Percent

NY発のSalsoulレーベルのアップテンポなダンスミュージック。ハウス・ダンサーにとっては超有名曲の1つ。

1位 Diana Ross, Boss

筆者にとっての「生きる伝説」。2015年の来日ツアーは名曲ぞろいの涙もの。BossやLove Hangoverのインスト部分は特に踊り向き。


特にB面については、「本当に15選?」といった突っ込みもありそうですが、いかがだったでしょうか。皆さまに少しでも有益な情報をお届けできていたら幸いです。次回以降の「極私的15選」もお楽しみに。

以上

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