ゲームには、シナリオ、音楽、CG、プログラムなど様々なコンテンツが集約されています。そのため、ゲームの開発には、各クリエイターやパブリッシャー、デベロッパーなど、様々なステークホルダーとの契約締結や交渉が求められ、近時は、海外企業と共同で開発を進める事案も見受けられます。当事務所では、国内外及び個人・企業を問わず、それぞれのニーズを踏まえた契約書の作成やレビュー、その他交渉上のアドバイスを行っています。

また、ゲームを消費者に提供する際には、消費者契約法、個人情報保護法、資金決済法、景品表示法などの法令上の規制が適用される可能性があります。さらに、オンラインゲームなどでは、利用規約やプライバシーポリシーの策定も求められます。当事務所は、こうしたゲームを提供する際に必要な法令上のリスクの発見や回避策の提案、仮にリスクが顕在化してしまった場合の紛争処理、各種規約等の策定に向けたサポートを提供しています。

加えて、昨今、ゲームの分野では、eSports大会やゲーム実況、メタバースを含むVRゲーム開発など、多様な利用形態が生まれています。変化の激しいゲーム業界の動向においては、契約や既存の法令のみならず、ゲーム会社等によるガイドラインやプラットフォーマーの規約といったソフトロー、関連する法政策などにも目を配ることが重要です。当事務所は、業界動向や最新の法政策を把握し、ゲームの適切な利活用に向けたアドバイスを行っています。